「撮影のポイント/衣類の撮影インナーウェアの撮影|バッグ・靴の撮影」その他の撮影「まとめ」 衣類の撮影…

本日、令和4年1月21日(金)♬

ちいさな写真屋さんの増田兄弟(兄)です。

 

今日は、「カメラ撮影テクニック」をお伝えいたします〜♪

 

 

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━━《カメラ撮影テクニック》━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「撮影のポイント/衣類の撮影インナーウェアの撮影|バッグ・靴の撮影」その他の撮影「まとめ」 衣類の撮影… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□

 

細部や素材感の撮影 衣類を販売する場合、

細部のつくりや素材感を伝えるため の画像もなくてはならないものです。

 

そのときのポイントはふたつ。 アップで撮ること。

 

●光のあて方 アップで撮るという理由は、

もう説明するまでもないかも しれませんが、

パソコンのモニターの解像力を考えてのことです。

 

販売者はその商品を実際に見てよく知っているので、

ある 程度写っていると、「わかった」気になってしまいがちです。

 

自分の記憶と画像とを照らし合わせて見てしまうせいかもしれません。

 

ところが、お客様は画像からし

情報を得ること ができないのです。

 

そのとき、中途半端な大きさで写された画像を

パソコンで見ても、「わからない」と思ってください。

 

・襟元のデザインを見せる。

・ボタンを見せる

・縫製を見せる。 など、

 

ポイントを絞って、その部分を中心にアップで写すこ とで、

ようやくイメージできるくらいと考えるべきだと思い ます。

 

ページ上での画像の表示サイズは小さくてもいいので、

「これならわかるだろう」 ではなく、

「これでもわからないかもしれない」 くらいに考えて撮影する必要があります。

 

 

そして重要なのが、素材感を伝えるための画像ともなれば、当然ながら、光のあて方です。

 

ということは、光をあてる位置や角度が

調整できる照明が必要ということにもなります。

 

多くの場合、バランス良く光をあてることで、好結果を 得やすくなります。

 

だから天井の蛍光灯が適しているとも いえるのですが、

衣類などの素材感を伝える場合は、

強い陰影をつけることでわかりやすくなるのです。

 

どんなに細い繊維であっても、立体である限り、

光のあて方 により、必ず影ができます。

 

その影を作るイメージで、ひとつ の方向からだけ光をあてるのです。

 

わざと影を作るようにする ことで、

繊維の1本1本が際立って見え、

素材の感じがわかり光を感じやすくなるのです。

 

また、商品を置くときに、

シワをのばしてしまう方が多いで すが、反対です。

 

やわらかさや素材の感じを伝えるためには、

シワを利用したほうが良いのです。

 

もっともこの場合は、シワ と言うより

波と言ったほうが良いかと思いますが。

 

お歳暮やお中元の通販カタログなどがあったら、

その中の毛 布やシーツの写真を見てください。

 

厚い生地なら大きな波を、 薄い生地なら小さな波を、

そうして写真で素材感を伝える工夫 がされているはずです。

 

この波の作り方を変えることで、

素材 の厚さや柔らかさなどがイメージしやすくなるのです。

 

さらに、このように波を作って写すことで、光沢感も伝えや すくなります。

 

いくら光沢がある素材といっても、

身に着けたときに、全体 がテカテカに光って見えることはあり得ません。

 

光って見える ところと、そうでないところの両方が見えるはずです。

 

適度な波を作って撮影することで、それが再現されます。

 

光 のあて方を調整すれば、光って見えるところと、

そうでないと ころができて、そのバランスを調整することで、

光沢感も調整 できるのです。 

 

 

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